CHINESE FOOTBALL 上海公演
人気のインディーバンド
中国・武漢出身の4人組インディーロックバンドが10月4日、育音堂音楽公園で上海公演を開催する。日本のバンド「toe」を彷彿とさせる心地よい浮遊感漂うギターと“エモい”歌声で人気を獲得し、16年には日本でも公演。日本のアイドルグループ「BiSH」メンバー、セントチヒロ・チッチのおすすめとしてメディアで紹介されたことも。昨年5月にはバンド名の元ネタとなった米国の人気バンド「American Football」との対バンライブを開催し、「中米蹴球友達対バン」として話題と笑いを誘った。

鯨魚馬戯団 跨界音画音楽会「情愛江南」
現代と伝統の融合
ニューエイジ、エレクトロニカバンド鯨魚馬戯団が9月13日、1862時尚藝術中心で上海公演を開催する。今回のテーマは「情愛江南」。リーダーの李星宇が作家·丁太升による同名詩歌にインスパイアを受け、春秋戦国時代から現代までの時代ごとに分けた4部作の楽曲を制作した。琴楽曲「陽関三畳」、琵琶楽曲「覇王卸甲」などの古来の音楽に、さらに京劇や評弾など中国伝統文化をミックス。定評のある映像のほか、詩の朗読などの要素もあり。オムニバス映画を見るようにコンサートを楽しんでみては。

鯨魚馬戯団 2020『地球上最後 的夜晩』ツアー上海公演
音×映像でリラックス空間演出
ニューエイジ、エレクトロニカバンド「鯨魚馬戯団」が8月22日、MAO LIVEHOUSEで上海公演を開催する。バンドはリーダーの李星宇(Key)を中心とした、陳卉(Gt)、Fred(Ba)、牧仁(Dr)、付超(Vc)、金美妍(Vl)の6人にVJ2人と調律師を加えた9人編成。李がサンプリングした環境音も交えつつ、静かな旋律で心地良く、リラックスできるインスト曲が多い。
バンド演奏と、「神経元視覚」として活動するVJユニットによるアンビエントな映像の相乗効果に期待だ。

ホセ・ジェイムズ NO BEGINNING NO END 2
現代ジャズシーンを牽引
米国のシンガー、ホセ・ジェイムズの上海公演。ジャズ、ソウル、エレクトロ、ヒップホップをミックスさせたスタイルで現代ジャズシーンを牽引する。『LovelyDay』『Promise In Love』など有名曲多数。

Suchmos Live in China 2020 上海公演
待望の上海初ワンマン
人気ロックバンドの初めてとなるワンマン上海公演。昨年6月にも上海公演を含むアジアツアーを予定していたが、ベース担当HSUの体調不良により断念。今回が中国ファン待望の単独公演だ。
14年にEP「Essence」でデビュー。ロック、ジャズ、ヒップホップなどを取り入れた楽曲で若者を中心に人気を集める。2018年のサッカーロシアW杯のNHKテーマソングとして「VOLT-AGE」が選ばれたことも記憶に新しい。
9月には結成当初から公言し続けた横浜スタジアムでのワンマンライブを開催し、3万人を動員した彼らの上海での勇姿を見届けよう。

SHUN KIKUTA & BLUES COMPANY 上海公演
“ブルースの将軍”が見参
日本を代表するブルースギタリストの1人として知られる菊田俊介のライブ。1966年生まれの現在53歳。名門バークリー音大卒業後はシカ
ゴを拠点にストリートで活動。B.B.キング、バディ·ガイらレジェンド級ミュージシャンとも多数共演を果たした。本場シカゴで“ブルースの将軍”と呼ばれた実力を、その目で。

富田麻帆 上海ファンミーティング
2.5次元音楽劇俳優
女優、声優として活躍する富田麻帆によるファンミーティング。ミュージカルとアニメで同じ役を同じ声優が演じる2.5次元ミュージカル「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の天堂真矢役で人気を集めている。

KOKIA 「星空花宴」
プラネタリウムとコラボ
シンガー・ソングライターのKOKIAの上海公演。今回はプラネタリウム「MEGASTARII」とのコラボイベント。
高校、大学では声楽を専攻。多彩な表現と伸びやかな歌声で人気を集め、日本では『かわらないこと~ since 1976~』がドラマ主題歌、9枚目のシングル『The Power of Smile』がCM曲に採用された。

小野リサ バレンタインコンサート
毎年恒例バレンタイン公演
“ボサノバの女王”の異名を持つ小野リサによる、毎年恒例となったバレンタインコンサート。10歳までブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始め、アントニオ·カルロス·ジョビンなど数々の巨匠たちと共演。昨年7月に亡くなったボサノバ界の巨人のジョアン・ジルベルトを偲んで昨年12月に開催されたトリビュートコンサートにも名を連ねた。
昨年はJ-POPカバーアルバム第5弾『愛から愛へ~愛の讃歌~』をリリース。彼女自ら選曲した『愛の讃歌』『あいつ』など往年のヒット曲をボサノバアレンジで歌った。阿木耀子作詞、宇崎竜童作曲の新曲『まだ恋が足りない』も収録している。

Tiny Moving Parts 上海公演
エモい!米国ロック
米国のロックバンド「TinyMoving Parts」の上海公演。心揺さぶるようなエモーショナルな音作りが特徴。Dylan Mattheisenによる感情むき出しのボーカルとメロディアスな曲がノリやすい。ストレス発散したい人に◎

THE FUR. BEST COMEDY
注目の台湾バンド
高雄市を拠点に活動する3人組ドリームポップバンド。ボーカルSavannaの低めでしっかりしたボーカルとシンセポップアレンジの音楽で人気を集める。16年結成ながら欧州ツアーやSXSWなど海外公演も成功を収めている。昨年10月に初の来日公演も果たしており、今ぜひチェックしておきたいバンドの一つだ。

落日飛車 新年演唱会 上海公演
台湾地区の人気バンド
台湾地区の人気ロックバンドのライブ。18年発表の2ndアルバム「CASSA NOVA」が世界中で絶賛され、同年の米国、欧州へのツアーでは各地で入場規制が起きるなど大反響を呼んだ。台湾産の「AOR」(アジアン・オリエンテッド・ロック)と呼ばれ、アジアのロックシーンを牽引する存在として一目置かれている。
