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在住中に行っておきたい 上海蟹と中華の名店
世界有数の大都市、上海には世界のレストランが集まり、選択の幅に困ることはない。 そんな上海でも、せっかく住んでいるならやはり中華料理を試したいのが人情では? 今回の特集では市内の中華料理レストランの人気店を選り抜き、第一部「上海蟹の名店」と 第二部「各地の料理の名店」とに分けて紹介。この秋、中華の名店を訪れていただきたい。

成隆行蟹王府
ミシュラン星も獲得
「蟹宴文化」伝承、広める

01特集

 創業以来、上海蟹一筋に60年超の専門店。自社の漁場にて育てた蟹のみを提供する。市内5店舗と北京、広州、深圳、香港に計5店を構える。開店18年の九江路店が2020年上海版ミシュランガイドで初の一つ星を獲得した。
 蟹の姿蒸し、「精品大閘蟹」 (90 元~)は大きさや季節、年齢で価格が変わる。蟹は漁場で放し飼いにしたものを、出荷前に味が良くなるよう厳密に管理して1匹ずつ選別。「今が一番うまい」と信じる蟹を調理に用いる。手間暇をかけて育てた蟹はみずみずしく弾力に富んで口になめらかな肉質が売りだ。
 伝統の料理、招牌酔蟹(76 元)はオリジナルの調味料を加えた紹興酒に蟹を漬けることで酒の香りと甘みが蟹に回り、重層的な風味を楽しめる。
 禿黄油撈飯(138元)も成隆 行ならではの人気料理。蟹の白 子と味噌を飯と混ぜて濃厚なうま味を堪能できる。さらに雪花蟹斗(89元)は体 重175g以上の大きなオスの蟹の身と味噌を炒め、甲羅を器にして泡立てて加熱した卵白をかけたもの。やわらかくとろける食感と甘み、油のコクが重なる。
 ほか蟹味噌入りの肉まん、蟹粉包子(67元/個)も人気。中国の伝統を感じさせる調度に囲まれ、中国楽器の生演奏も行われる店内で長年築き上げた「蟹宴文化」を味わおう。

九江路店
黄浦区九江路216号
6321-2010(日本語可)
淮海路店
徐匯区汾陽路1号淮海国際広場3階
6467-0999
金茂店
浦東新区世紀大道88号金茂時尚中心6階
5047-6177(日本語可)
大寧店
静安区万栄路777号大寧音楽広場7号3階
5677-9977(日本語可)
虹橋店
長寧区虹橋路1442号
6278-1877(日本語可)

RIVIERA松鶴楼
蟹ずくめ季節のディナー
260年の味を外灘の夜景と

02特集
 日米でレストラン・ウエディングなどホスピタリティー事業を展開するリビエラと創業260年の蘇州料理店、松鶴楼が組んだ外灘の店。リビエラのもてなしと松鶴楼の味とが好評を博している。
 陳偉料理長が自ら1品ずつ作る季節のディナーコース(680元)全6品の秋の主役は上海蟹。前菜はレンコンつくね、椎茸と杏仁の団子仕立てといった手をかけた秋野菜と、蟹が美しく盛り付けられて、全5種が一皿に載る。
 蟹肉のつみれが入ったスープは、蟹の身の香りとうまみ、だしの滋味深さが口中にやさしく広がる。
オーストラリア産和牛の上海風ローストに並ぶメインには上海蟹の姿蒸しが登場する。上海蟹の代表的な調理法にも、老舗ならではの技術が生きる。主食は蟹味噌と川海老の和え麺か人気の蘇州麺をお好みで。
 蟹を満喫するコースを楽しむには、黄浦江の夜景を見渡せる個室がおすすめだ。
 アラカルト蟹味噌の炒め 麦パンを添えて(580元、小298元)に、秋のイメージに合わせて作るオリジナルのカクテルに
ノンアルコールカクテル(58元~)も旬の食卓を彩る。
 日本人ソムリエが常駐しており、中華料理に合うワインを好みに合わせて提案してくれる。中華とワインとのマリアージュも、ぜひお試しを。

黄浦区中山東二路505号
189-3078-5327(日本語専用)、3331-3071(中国語)
11:30~14:00(LO13:30)、17:00~22:00(LO21:30)
1階100席、2階個室8室、3階80席

粤1525
海鮮にダックを様々に
五つ星ホテルの香港料理

03特集

 中山公園駅5号口に隣接する五つ星ホテル、上海巴黎春天新世界酒店内2階の香港料理店。
 伝統の調理法を知り抜く香港出身のシェフによる料理を、モダンな調度に囲まれた店内にて味わえる。価格は全て10%のサービス料別。
 八宝葫芦鴨(168元/羽)はアヒルの身の中にもち米と様々な野菜、調味料を詰めて炊いたもの。脂が乗ったアヒルの皮の味をずっしりとしたもち米がしっかり受け止める。
 海鮮スープを炒飯の一粒一粒がしっかりと吸った招牌海鮮泡飯(108元)も名物。
 西蘭花炒澳洲帯子(168元)は上質な豪州産ホタテをブロッコリーと一緒に塩味で炒め物に。魚介のうま味を閉じ込めて仕上げた、あっさりとしたうま
味が特徴の香港料理の特徴を表す一品。
 海鮮なら、強い火力で茶葉と一緒に熱を通したエビ、秘制茶皇海蝦(128元)も欠かせない。弾力に満ちたエビの身と爽やかな鉄観音茶葉の組み合わせが印象深い一品。
 サーモンと「紅米」のパスタで作る創作冷菜、三文魚紅米腸(32元)もお試しを。
 桂花糖脆鱔球(142元)はキンモクセイの香りで後味爽やかな、さっくりとしたタウナギのフライ。日本では中国よりも食べる機会が少ないだろう、淡水魚のうまさが分かる。

長寧区定西路1525号上海巴黎春天新世界酒店2階
6225-8665
11:30~14:30、17:00~22:00
80席(個室7室、166席)

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