衣さっくり、天ぷら主力
庭園風店内でもてなし華やかに
種類豊富なおばんざいで人気を集める茅台路の家庭料理店「ややこ」が4月1日、軌道交通10号線水城路駅直結の星空広場に、天ぷらが主力の2号店をオープンした。
看板メニューの天ぷらは、日本料理経験10年以上の料理長が、それぞれの食材のおいしさを引き立てるよう、火の通りに細心の注意を払う。揚げて90秒以内に提供することで、味や触感を損なうことなく楽しませる。店の推薦は「天ぷら盛り合わせ」(158元)。日本語堪能な従業員から、素材ごとの食べ方を教わるのも楽しみの一つだ。日本人客に特に好評で、「日本で食べるよりおいしく感じた」との声も少なくないという。
ほか「ややこ手作り豆腐」(45元)、「ササミ一夜干し」(35元)など酒に合わせたい小鉢も取りそろえる。
同店では「日本に行けない時も本格的な日本料理を味わってほしい」との思いから、オーナー自ら毎月日本を訪れて調味料を仕入れ。器も東京、京都、名古屋で厳選し買い付ける。日本庭園を模した店内はカウンター、個室を完備。日本での研修で「おもてなし」を学んだという店員たちの和服姿もあり、華やかな印象だ。
6月30日まで、新規来店時「らくらく見た」の声掛けで生ビールまたはソフトドリンクが1人1杯サービスとなるので、この機会に覗いてみてはいかが。