中国市場で日本と同じ売上規模を目指す

2016年11月1日

KH

ヤマハ楽器音響(中国)投資有限公司
網絡会議系統企画室室長
小野田 充宏 氏
静岡県浜松市生まれ。1992年、筑波大学第3学群情報学類情報学科卒業、ヤマハ株式会社へ入社しISDN 通信用LSI やルーターの開発部門に所属する。2014年12月より、ヤマハ楽器音響(中国)投資有限公司へ出向し、現職。

―経歴をお聞きします。
 大学で情報工学を専攻し1992年、ヤマハに入社しました。入社後はISDN用のLSIと関連ソフトの開発を担当、97年からは足かけ約18年、ルーターのソフトウェア開発にたずさわってきました。当初インターネット接続用の個人ルーターが大ヒット、その後、電話回線利用の高速通信への変換にあわせ処理速度の速いルーターを開発しました。
 ルーター開発は2000年から、個人用の値崩れもあり業務用に絞り、VPN送信をシステム化した商品がヒットしました。お客様と直接対話し使いやすく多機能な商品の開発につとめ、中機種分野( 10万円前後の商品)では10年連続ナンバーワンの地位を築きました。

―中国にはいつから?
 中国専用モデル開発プロジェクトに関連し、13年から、深圳へ頻繁に出張したのが最初の関わりです。翌年ルーターの中国市場での販売本格化と関連アプリの開発技術サポートで月一回中国に来るようになり、年末には上海駐在が決まりました。入社22年にして初の海外駐在、業務範囲の拡大と新市場へのチャレンジにもわくわくしました。現在では商品開発はもちろん、営業戦略、販売展開、アフターサポートとルータービジネス全般を担当しています。ビジネス通信会議用マイク・スピーカーとルーターの同時販売も手掛けています。

―御社の商品の特徴は?
 ルーターは日本の設計と品質基準に従い大半を蘇州の自社工場で生産しています。統計によると故障率は10万台に数台、故障の有無がわかる遠隔監視システムが便利です。ローカル製品は業務用もかなり安いのですが、故障率の差から弊社製品を好まれる方が増えています。

―今後かなえたい夢は?
 ルーターとマイクロスピーカーの分野で中国市場の売上を日本と同じ規模へ育てたいですね。そのためには人材が一番大切です。私の部門で働く5人に対しては自分で考え動ける人材に育っていくよう、OJT(On-the-JobTraining)で指導しています。方針が決まった後は任せられる体制を作り上げたいと思います。

家族4人での1コマ
今年3月、部門旅行で行った桂林で部下と