鮨 幸司

2017年4月30日

昼の弁当では旬の魚を造りで提供。職人の目利きがよくわかる
伝統的な江戸の仕事を施した握り
焼き物の中でも人気の高い銀タラ

江戸前鮨で磨いた粋な味

伝統的な江戸の仕事を施した握り焼き物の中でも人気の高い銀タラ

炙る、〆る、など江戸前の手法に精通し、魚を知り尽くした若き板前が上海で才能を発揮する。10代でこの道に足を踏み入れ、様々な寿司店で修業を積んだ磯脇幸司氏が開業した「鮨 幸司」は、贔屓客に愛され今月5月で2周年。駐上海日本領事館や世貿商城そばの好立地で今日もお客を迎えている。

昼の弁当「三菜御膳」は、本誌のために考案してくれた。日替わりで選ばれる刺身、火入れのセンスが問われる天ぷら、そして牛タン赤ワイン煮込みの3品御膳を土日限定で提供。寿司と同様、日本から空輸で仕入れる鮮度の高いエビやハマチを使って、培った職人技を披露する。お手並み拝見といきたい人は、握りを。鮮魚にも引けを取らない自慢の酢飯は、口の中でフワリとほどけるはかなさと、気持ちのいい歯ごたえが特徴だ。やや酢の味を残す配合にしているというが、それが磯の香りを一層と引き立てる。

初夏から盛夏、アナゴやシャコ、貝類が旬を迎える。鮨のほか、煮付けや和え物など酒のすすむ料理も。江戸の風情を感じに出かけよう。

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