丸木健太郎氏 金融の総合コンサルグループへ 飛躍させていきたい

2018年7月31日

总经理(瑞穂)-小

みずほ銀行(中国)有限公司
蘇州支店・昆山支行・常熟支行 支店長
丸木 健太郎 氏
まるき・けんたろう●1993年入行。東京、名古屋の支店で営業に従事。2000年に本店国際営業部に配属。05年北京語言大学留学、06年より上海に異動し、日系クライアントの営業担当。13年本店国際業務部へ転勤。15年バンコック支店副支店長、18年4月より現職。

―ご経歴をお聞かせ願えますか。
私は1993年の入行です。東京や名古屋の支店で現場の第一線で営業の仕事に従事した後、2000年より本店国際営業部の海外サポートチームや本店営業部に配属され、海外ビジネスの仕事に携わる経験を深めてまいりました。海外勤務を希望していた05年、35歳の時に中国への語学留学が決まり、北京語言大学で10カ月中国語漬けの日々を送りました。振り返ると、これを転機にアジア地域における海外勤務の道に踏み出すことになりました。
留学を終えた06年、弊行の無錫支店開設のプロジェクトに携わる幸運な機会を得ました。無錫支店が開店した後は上海勤務となり、活発に中国進出する日系クライアントへの銀行業務サポートに、揚子江デルタ地帯のさまざまな企業に足を運びました。13年、本店国際業務部で企画の仕事をした後、15年4月にバンコック支店副支店長に任命され、チャイナプラスワンで活況を呈するタイ、カンボジア、ミャンマーなどの地域での銀行業務に携わりました。ASEANは日本や中国・華僑企業の影響が強いのですが、この地から日本や中国経済を客観的にみることができたのは大変貴重な経験になりました。そして本年4月、蘇州支店長の任命を受け、再び中国に戻ってまいりました。
―2度目の中国赴任ですが、中国の変化をどのようにご覧になっていますか?
前回中国派遣されたときは、日系企業が活発に進出した時期でした。弊行もよりよいサポートができるよ
う支店体制から中国現地法人体制に切り替え、無錫、蘇州をはじめ各主要都市に現地法人の支店を次々に開設いたしました。中国が世界の工場基地となっていった時期であり、巨大な中国消費市場が形成しつつある時期だったと思います。
今回蘇州に赴任して驚いたのは、住宅環境の整備とショッピングモールをはじめとする娯楽施設、交通機関の拡充です。ビジネス面では、環境規制の高まりとルール、コンプライアンスの重視です。私どもの管轄する大蘇州エリア(昆山、常熟、太倉、張家港、南通)の2000社を超える日系企業(主としてメーカー)にとっても環境問題は重要な課題です。
―今後の目標は。
従来の銀行業務(貸付、決済、預金)にプラスして、総合金融コンサルティングを含む総合金融サービスグループを目指したいと思っております。また、成長する中国地場企業との取引を着実に増やしていきたいと考えております。これは弊行の成長に欠かせません。そのために、一緒に働く100人を超える現地採用の社員の教育に力を入れており、OJT、各種研修、専門レクチャー(審査、リスク管理、財務等)など多面的な教育をしています。

中国に最初に赴任してからわずか13年ですが、中国の急成長には感動と尊敬の気持ちを持っています。銀行業務を通じて中国の成長に微力ながら貢献できればと思っております。