山田 英里子 氏 日系企業進出支援で 11 年 中国展開後押しに「安心」を

2019年4月1日

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上海オフィスBB
総経理
山田 英里子 氏
やまだ・えりこ●上海市出身。1989年に日本留学。都立大で学び、明治大院修了。経済学修士号を取得する。05年、上海で不動産関係の企業に入社した後、08年に上海オフィスBBを設立。日本と中国を行き来し、日系企業の業務支援ビジネスの発展に努める。週末はフィットネスクラブにて汗を流す。

―上海オフィスBBについてご紹介ください。
弊社は2008年に創業し、今年で11年目となる日系企業の業務支援を専門とする会社です。企業のみなさまが日本から中国進出するに当たり必要となる各種の申請・申告・登録の代行業務を安心して依頼いただけるサポート体制を築いてきました。中国の制度に精通した中国人、日本人スタッフがコスト面も含めて、お客様のニーズに最大限応えられるよう努めております。中国進出に足踏みしていた、とりわけ中小の日系企業より、リスクを軽減できると好評をいただき、近年は大規模な企業の案件も増加中です。
―具体的にどのようなサービスを提供されているのでしょうか。
会社設立の代行業務としては、名称登記、営業許可取得、法定印鑑の作成・登録、銀行口座の開設、税務局への申請、輸出入権の申請・登録、各種税金の納付、外国人ビザ新規・更新申請などさまざまな業務があります。
また、中国では会社設立・登記の際、事務所の登録が前提となっていますが、日系企業がオフィスを賃貸すると多額の費用がかかります。そこで弊社では最低限のコストで済むよう、バーチャルオフィスやレンタルオフィスサービスを提供しております。レンタルオフィスについては自社物件を虹橋と浦東藍村の2カ所に保有しており、その他に陸家嘴、中山公園、静安寺などの他社物件の仲介も行っています。
―会社設立後の代行サービスも充実しているとうかがいました。
会社設立・登記の後もコストを最小限に抑え、営業中心に少人数体制でビジネスをスタートしたいというお客様も多くいらっしゃいます。そのため、税金、社会保険料の計算や税務申告、伝票の入力処理など記帳会計代行業務も引き受けております。日本人と日本語の話せる中国人スタッフとで、日本品質のサービス提供に努め、お客様からの信頼を得ていると自負しております。
―上海で起業された経緯をお聞かせいただけますか。
私は上海にて生まれ育ち、1989年に日本へ留学し、都立大学を経て政治・経済を学んで明治大学の院にて経済学の修士号を取得しました。その後、日本人男性と結婚して子どもにも恵まれ、主婦として長く過ごしてきました。しかし、上海、日本で学んだ経済の知識を生かしてビジネスで社会に貢献したいと思い、2005年に上海に戻って不動産関係の仕事に従事しました。その際、日系企業のみなさまが中国進出の際にさまざまな問題を抱えていることを知り、08年に会社を創立したのです。日本企業の中国進出と企業活動の円滑な運営に貢献したいと11年間努力してまいりました。
―経営上大切にされていることは何ですか。
安心のサービスをお客様に提供することです。そのためには弊社のスタッフのチームワークがとても大切です。日本人、中国人それぞれのスタッフの協力がその鍵を握っています。これらの取り組みが評価されてか、お客様からの紹介でビジネスも順調に伸びています。最近は上海だけでなく、江蘇省常州市の日系企業からも記帳代行の仕事をいただくようになってきました。今後もお客様第一の姿勢で日中の社員が一丸となって安心安全のサービスを提供していきたいと思います。日系企業にお気軽にご相談いただける会社でありたいです。