保科研吾氏 安心・安全を徹底した食堂で 社員のパフォーマンス向上を

2019年6月1日

6月号経営哲学

日京創業(蘇州)食品有限公司
総経理
保科 研吾 氏
ほしな・けんご●米国オクラホマ州アードモア高校留学、ミシガン州立大学卒業。米国にて運送業、レストランなどのサービス業に従事、日本の通信関連会社に勤務し、2008年ソロモン諸島にある日系ホテルにて副総支配人に就任。13年フジ産業に入社し中国給食ビジネスに従事。17年より現職。

<strong>―貴社についてご紹介ください。</strong>
弊社は2001年から蘇州にて日系企業(工場あるいはオフィス)の給食事業を手掛けており、17年の歴史があります。日本の給食産業の中核企業であるフジ産業と調理士や栄養士の派遣・研修の業務提携をし、日本水準の衛生管理と栄養のバランスに配慮した給食サービスを提供しております。私自身はもともとフジ産業の社員として中国に来ましたが、17年より日京創業(蘇州)食品有限公司の董事兼副総経理に就任し、「安心安全の給食事業」を使命として多くのお客様と交流させていただいております。
―サービスの特徴をお聞かせください。<strong></strong>
弊社は社内規定「品質検査管理細則」を定め、弊社従業員は食堂・厨房現場にてISOおよびHACCP管理体制の作業工程に準じて、正しく品質を維持しています。本部には6人の管理者をおき、各食堂、厨房現場に対して不定期に抜き打ち検査、監督を実施して、安心、安全のサービスを徹底させています。就任以来、お客様との円滑なコミュニケーションを心がけるほか、より多くの日系企業の皆様に弊社のサービスをご利用いただけるよう新規開拓の営業活動にも取り組んでおります。弊社のサービスは現在、江蘇省や上海郊外(松江、嘉定)にある日系企業にご利用いただいております。

<strong>―現在力を入れていることは。</strong>
衛生管理がなされた環境の良い食堂で栄養バランスの整った昼食をとることは、社員の仕事のパフォーマンス向上に役立ちます。弊社ではお客様の抱えている問題を伺い、同じ予算でどのように改善できるか提案をさせていただいております。経営者の皆様には、ぜひ食堂にかかる経費を透明化し、今の予算が本当に社員の給食の向上に役立っているか再度チェックしていただきたいと思います。私どもは安全衛生はもちろん、厨房・食堂や献立のプランニング、食育・健康の啓蒙活動、食材配達・管理・配送を含む総合的な運営サービスを行っています。

<strong>―ご経歴とご自身の強みについてお聞かせください。</strong>
私は米国の高校で学び、ミシガン州立大学を卒業後、米国にあるイタリアンレストランや運送関係などのサービス業に従事し、合計15年ほど米国に在住しました。その後、ソロモン諸島にあるホテルの副支配人に就任しましたが、異文化環境の中でいかに様々な国籍の方と交流するかということを磨いてきました。現在、中国で給食サービスに従事しておりますが、お客様の問題に真摯に耳を傾け満足度を高めるというサービスの基本は同じです。「給食は社員の力の源」です。給食の改善を通じて多くの日系企業のお役に立ちたいと思っております。
6月号経営哲学02