京劇や留学の経験を生かし中国文化を伝える

2016年6月1日

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中天中国語教室 理事長
郭 永友 氏
上海市出身。中国戯曲学院卒。広島大学修士課程修了、博士課程中退。通訳や中国語講師を経て、2001年に広島県で中天中国語教室を開校。現在上海にも古北、虹橋、天山の3校を展開。

―中天中国語教室についてご紹介ください。
当校は日本で創立した中国語専門教室です。日本人向けの教育に力を入れています。講師経験が豊富な人材を採用していることも特徴です。

―教育方針をお尋ねします。
中国語教育への愛情と生徒に対する責任感を大切にしています。単なるビジネスとしてではなく、熱意を持って生徒に接するように心がけています。また、職場のチームワークも重要です。私は中天の発展はスタッフの努力の結果だと考えています。スタッフについてはともに教育に取り組み、深く信頼関係を築ける、大きな家族のように感じています。

―お仕事の魅力は何ですか。
生徒の中国語力が伸びたときは大変嬉しく、最もやりがいを感じる瞬間です。上海で開校したばかりのころは教室の知名度が低く、大変な思いもしました。しかし生徒たちの学習効果をしっかりフォローし、満足してもらうよう徹底したところ、口コミで評判が広がりました。今も入学者の半数は口コミで入学を決めてくれた人たちです。

―口コミは重要なのですね。
私は口コミが一番の宣伝だと考えています。これは極端な例なのですが、ある生徒が半年ぐらい中天に通い、会社でも話せるようになりました。それを見た同僚や後輩30人近くが入学をしてくれたということもありました。

―ご自身のことを教えてください。
子どものころから京劇を学び、上海戯劇学院戯曲分学院(現・上海市戯曲学校)で京劇の講師として働いたあと広島大学に留学しました。日本では公的機関での通訳や、中国文化と中国語を教える講師をしていたこともあります。

―将来の夢についてお話しいただけますか。
生徒一人一人が綺麗な中国語を話し、中天での経験が良い思い出となったなら本当に嬉しいです。中天はこれからも中国語教育に専念し、日本と中国でさらに発展できるよう努めて参ります。私個人は幼いときから中国の伝統文化である京劇に触れ、その後中国語の講師になりました。これからの人生も中国語、中国文化を海外の方に伝えることに貢献していきたいです。

京劇を演じていた頃の郭さん生徒に太極拳を教えることもある